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​お客様の声

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つなぐグループあおぞら 

訪問鍼灸マッサージ指圧

​事務本部 グループ代表 酒井聡美 様

​老いや認知症を怖れず、今を楽しむ両親に。

今から2年前、美保さんから認知症の紙芝居を見せて頂き、これはまず両親に見てもらいたい!と強く思い、離れて住む両親にこの話を伝えました。
なぜ私がそう思ったかというと、「最近お母さんの料理の味付けがおかしい」「すぐ色んな事を忘れちゃうんだよ」と、母の様子について父から電話で不安な気持ちを聞いていたからです。たまに実家に行くと、案の定、母の表情が冴えず自信なさ気な様子。家事を完璧にこなすタイプの母は、父に指摘されることで「認知症になるんじゃないか」という不安に襲われていたのだと思います。

そんなタイミングで両親にも紙芝居を見てもらうことが出来てから2年。
まず、父の母に対する見方が変わったなと感じています。改めて聞いてみたわけではないのですが、「認知症は特別な病ではない。80近くにもなれば物忘れもあって当たり前。怖れずありのままを受け入れる」と、考え方を変えたのではないかなと感じています。何かあっても二人で笑ってやり過ごすことが増えていき、母もリラックスして生活できるようになったようです。


そんな中、コロナ禍となり、2人暮らしがさらに濃密な時間になりどうなるのかなと少し心配していましたが、新婚時代に戻ったかのように2人のペースでのんびりと生活を楽しみ、新しい楽しみを増やしたりしています。電話口からは、2人の笑いごえが聞こえ、私の子供たちも「おばあちゃんたち元気そうで何よりだね!」と安心しています。私達の気持ちも変わり、「ふたりが認知症になったらどうしよう」と不安しかなかったのですが、「ありのままを受け入れよう。80歳まで元気でいてくれたことでもすごいこと。これから何かあっても紙芝居を思い出せばきっと大丈夫!」そんな安心感が生まれています。
本当に紙芝居に出会えて良かった!これからも家族みんな1日1日笑顔で過ごして行きたいです。美保さん、本当にありがとうございました!

 

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